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2012年5月26日 (土)

一方的

「じゃあ聞いてみようか?」と申し出たのは、親切心が勿論根底にあったからだ。困っている人に向けて、まぁおこがましいが、手を差し伸べる、そう云うつもりだった。

そしたら「いい、いい、大丈夫だから、」と断られた。遠慮してるのかと思ったし、同席してたもう一人も「そうよ、頼んだら好いのに。アタシならすぐお願いするのになぁ~」と後押しするような発言してるから、どうしたって遠慮してるのかと思うよね。

でも遠慮ではなく、本当に拒絶だった。拒絶と云うと大袈裟だけど、断られた。

っ可愛くねぇ~、と云うのがその時の私の気持ち。素直じゃない。断るのはいいよ、こっちだって無理強いする気はないんだから。でも「いい、本当に大丈夫」と、一貫して頑な過ぎる断り方。差し伸べた手を払い除けた上に、拒絶の言葉を覆い被せて来る感じで、却ってこっちが物凄いド厚かましい申し出をしたかのように思える。向こうは向こうなりに遠慮してるんだろうけど。

で、その後不愉快な気分で一日を過ごした。ハイハイ人の手助けを突っぱねて、独力で何でも出来るのね、じゃこっちもアナタに対して気遣いなど必要ないね。だって独りで大丈夫なんでしょ。

夕食時、家族にグチる。時間も経ったし、落ち着いて状況を説明出来たと思う。話してる内に白けて来た。差し出した手を何故受け取らないのか、と不満に感じる自分こそ傲慢なのでは? 有難く受け入れるのが当然でしょう、と云う気持ちは驕っている。差し出した提案を選択する自由は当然持っているから、結果を受け入れられなかった、と短絡する私は未熟だ。先方の可愛気のなさはさておき。

何を云いたいかと云えば、誰かに話し聞いて貰うことは、筋道が明確化するし、状況を客観的に眺められる。ぐるぐる自分の中だけで渦巻かせておくよりずっと手っ取り早く、マイナス化した感情を立て直すことが出来る、ということだ。相談ほど改まった行動ではないただの愚痴でも、第三者に説明しようとする行為はかなり有効だし、それに対して適切なキャッチボールが出来ればより理想的である。

2012年5月24日 (木)

ガビ子の友達

P1010649しつこくしないと決めたけど、地面に降りて何かをついばんだりしてる姿を見れば、思わず声をかけてしまうのが人情と云うものだよ。友達連れて来てるじゃん。数日間無視していたけど庭(自分ん家の庭に出るのを何で遠慮しなければならないんだろう)にそっと出て、カメラを構えると、あーあ逃げちゃった。怪しいモノではないんですよ。

P1010651残ったのがいつも来てるガビ子だろうなぁ。「せっかく案内して来たのにメンツ丸つぶれじゃん、くそう!」と思ってるかも。
ガビ子の他にも庭の病んだ桜の木に、アカゲラっぽい鳥が来てた。コンコンコンコン突っついてたけど撮り損ねて残念。 

2012年5月23日 (水)

嫌いな営業

事務所に時折やって来る営業の男。
嫌いと云うか、十年振り位に感じる、「生理的にイヤ」。

「女性週刊誌」を「立ち読み」するって云うの。既に信じられない。
週刊誌くらい買えば?
しかも何故「女性誌」?

曰く、「男性の視点と違ってて面白いんです」
だからと云って文春とか買ってる様子でもない。比較出来ないじゃん。
整形した人の見分け方、なんてのを得々と話して悦に入ってるの。

飲み屋じゃないからココは!

レディス4、っていつ見てるの? もう、繰り出す会話全てに鳥肌立つ。 

お昼になって露骨すぎるくらいにお昼ご飯の準備始めても、動じない。そういうトコは鈍感なくせして、自分に関する相手の感情には敏感、だから私が嫌ってることも早々に気付いた。Sさん偉い、相手してあげてる。

もう帰って下さい。

2012年5月22日 (火)

毒婦。

サブタイトルは「木嶋佳苗100日裁判傍聴記」。買ったその日、夢中で読了。文章が平易、紙も厚め、、本の厚さの割にさくさく読み進む。ただし翌日、めちゃくちゃ眼精疲労。

本人にインタビューしたわけではなく、裁判を傍聴した作者が個人的に、こんな女だろうあんな女だろうと想像しているだけ。でも一方的な感想ではなく、大部分の人も同じような印象を抱くのではないかな。

事件は、詳しくは知らなかった。
読んだ限りでは、被告は自分に大層な自信を持っていると思った。
実像はそんなにデブでもブスでもないそうだが、自分の見た目を卑下するのではなく、却って男性からお金を引き出す武器にした、冷静な女だ。
短時日に男性にお金を振り込ませているが、スタイルの好い飛び抜けた美人に、男性が会って早々、気を許すだろうか。
ぽっちゃりして垢抜けない外見を、安心感と云う武器に変えた女。
女性からの目線で判断されることは全然念頭になかったんだろうなぁ。ターゲットは男、のお金。

お金を得たい→男にたかる、って図式は、バブル期に青春を送った人の思考回路のような気がするなぁ。

2012年5月21日 (月)

6の倍数じゃないのに

先週、気温の低い日がしばらく続いた。灯油を始末したいつもりもあったものの、ストーブ点けたくらい。

それでまんまと体調崩した私。いや年々季節の変わり目にホント弱くなって来てるの。

工場でまず風邪引きやがったのがアンディ、次にSG、MK、と、やだーァ年齢順じゃんケケッ。そしたら次が私だったよ。
何で? 歳なら私まだまだ順番回って来ない筈なのに。体力年齢?
しかし市販薬飲んで、夜早目に休む、それだけでどうにか復活した。

今日も寒かったな。朝から雨模様で、日食観察は蚊帳の外でした。

2012年5月20日 (日)

新旧

「おべんとうの時間」
古本で購入。面白~い。止まらなくて、しみじみ味わう系の本ながら一気読みしちゃった。一般の人のお弁当を写してるだけの本。たったこんだけで足りる?とかボリューミィだ、とか、普段こんなに他人のお弁当覗き込めないよね。お弁当の持ち主の談話も載ってて、職業とお弁当、当たり前っちゃ当たり前だが余り関連はないんだね。

「彼女(たち)について私の知っている二、三の事柄」
作者の饒舌で切れ目のない文体を、苦手と思う人もいる。オンナはとりとめのない噂話に慣れているから、そして私もそう云う噂話を嫌いじゃないからちっとも気にならない。
最初に読んだのは「恋愛太平記」。すっごく気に入ったが読み漁る程ではなく、目白四部作を持っている程度。「彼女(たち)~」は、探し物をしていたら出て来たので読んだ。最初に読んだ時は自分と年齢が近い桃子花子のアカデミックさに驚嘆し、とっても太刀打ち出来ない、いや渡り合うつもりなど元々ないけど、自分のレベルの低さに失望した記憶がある。今は「読み物だから」と真正面に受け取ることもなく、ただ楽しく読める。ちえこおばさんの年齢に近くなったので、おばさん視点で桃花を眺めた。
本って活字が動くわけでもないのに、久々に取り出して読んでみるとまた別物になっていて、変わったのはこっちなんだけど、本の方も歳重ねてる感じ。

「小春日和」
遡ってみた。80年代だなぁ。

2012年5月19日 (土)

家族

1970年、「開拓村で働きたい」と、一家総出で長崎の伊王島から北海道へ向かう話。一種のロードムービーなのだが、入り込んじゃって、見てるだけでもキツイ。

長崎まで船で出て、そこから延々国鉄。おじいちゃん(笠智衆)は次男(前田吟)と暮すことにしたので、途中広島の福山で降りる。電報取扱駅、なんて表示があるから大きな駅なんだろうけど、周囲はだだっ広くてなーんにもない。日本人、凄いね。
次男の家も行ってみると一杯一杯で、おじいちゃんやっぱり北海道へ同行することになり、大阪万博見物しようとするも、地下街で人混みにのぼせる。

ダンナ(井川比佐志)にイラつく。だけど仕方ないよ、出て来たばっかで右も左も判らないのに、全て自分で判断しなけりゃならない責任負って、大変だよ。でも自分が連れだったらと思うと、この頃にはとっくにキレてるだろう。ああっもう!荷物置きっぱなしにして!盗まれるわよ!

途中途中の当時の風物など楽しめる映画なのかと思いきや、東京で下の娘さん(まだ赤ん坊)が急死。
ええっ…そんな展開…?

列車だって座席は狭いし窮屈そうで、ひどい疲れをこっちも追体験し、ぐったりする。化粧が浮き脂切った嫌なテカリや、変な座りシワのついたスカート、ベタつく髪の毛、誰かが蓋を開けた幕の内弁当の酢の匂いと生ぬるく濁った空気。そんな、過去のキツイ旅をこっちも思い出してしまい、疲れる…。その中でお母さん(倍賞千恵子)が初々し過ぎる。ずーっと同じ旅行用スーツを着たきりなのに可愛らし過ぎる。それで悲壮感が少々薄れてて、息が吐けるのだ。
長崎~北海道と云うほぼ日本縦断旅行を、当時はそうだったのかな、適当に泊まりながら、とかじゃないの。列車に乗りっ放し、まるで弾丸ツアー。赤ちゃんが具合悪くなって渋々東京で泊まったくらい。大変だ。

北海道までは青函連絡船。どんどん故郷から離れて行き、不安、疲労、悲しみなど入り混じった感情の家族、船内で諍いをしてしまう。皆、疲れてるんだよ…。

やっと北海道に着き、想像以上の原野っぷりに呆然としていたが、やがて気を取り直し歓迎会でややリラックスしたのも束の間、寝てる間に今度はおじいちゃんが死んでいた。
長崎を出発した時は5人家族だったのが、もう3人になりました。
辛いなぁ…。

しかし場面が変わり初夏の牧場で、子牛が生まれ、ついでにお母さんも妊娠したのが判明。
たくましいのである。
そんな簡単に…と私なんかは甘っちょろいので、に、妊娠?と納得行かないのだが、一緒に見ていた母によると、「昔はねー生きて行くのに精一杯よ…」
そうか…。生活に余裕があると余計な感情まで増えちゃって結局がんじがらめ。どっちが不自由なんだか、とさすが山田洋二監督、考えさせられる作品でありました。

2012年5月18日 (金)

行動力

ウォーキングしてたら道のど真ん中、正にセンターライン上に、スズメが死んでいた。確実に死んでいて、でもこのままだと車にひかれちゃう。車に潰されない、安全な場所に死骸を移してあげたくて、かと云って直に触るなんて出来ず、しんちゃんと付近をウロウロして棒っ切れを探す。
頼りない、棒と云うよりはややがっしりした茎を見つけ、どこに移動させようかしら、と相談しつつスズメのとこまでUターン、と、そこに母がトコトコ近寄って来て、
「アラァー、小鳥が死んでる!スズメだ、まァー可哀想にー」と

ガシ!と手づかみして、

「ここに放っといたら車に轢かれるわァー」草藪の中にそーっと転がし、全ては解決した。
「アンタ達は何してんの?」「いや別に…」
こっそり棒を捨てました。

P1010639さて鳥と云えば今日のガビちゃん。しだれ梅の枝に止まっていると、下を妙な女がウロチョロして落ち着かない、あっまた勝手に写真撮って! んもう移動移動。
と思ったかどうか知らないが、本日は電線の上で高らかに歌い上げていた。警戒して来なくなっても寂しい…ウルサイけど。なのでガビちゃんのことは遠くから見守ることとしました。

2012年5月17日 (木)

また歯医者だ

歯医者行って来た。
一昨日、前歯が欠けたのである。もともとヒビが入ってた部分が、トマト食べてたら何の拍子か、ぽこんと空いちゃった。欠けた歯は飲み込んじゃった。
変色してたので、欠けてもパット見は判らない。
放置しようかな、と思った。

前歯欠けてそれを放置しようかなんて、さすが40歳超えると横着一直線だなぁ。20年若ければ、この世の終わりレベルに思い詰め、その日が無理なら朝イチで歯医者が開くのを扉の前で待って乗り込み、今すぐどうにかして下さいと泣きついていただろう。

痛みはないからその内何かのついでがあれば…、なんて思ってるんだからねぇー。
しかし自分ながら、さすがにそれはあんまりだと思い、残った部分に変な力が加わって、妙な具合にそして今度こそ放置出来ないほどに再度欠け且つ痛みを伴ったら嫌だなぁ、と歯医者へ行くことを決意。

行ってみたら、待ち時間含んで30分で終了。

「アノ、終わり…ですか?」
「ハイ、今日で終わりです」

何かくっつけて、ピッ…ピッ…て音はしてたが、作業内容は不明。しかし、欠けた部分がどこだったのか全く判らない自然な仕上がり。さっさと来りゃ良かったよ。
良いのか悪いのか、とにかくここの歯医者さんは早い。こっちは長期通院をいつも覚悟しているのだが、治療はいつも短期で終了する。助かる。

2012年5月16日 (水)

鳥に罪はない

P1010635休日の朝寝坊計画をあっけなくブチ壊すヒト。いや、鳥。ピチュピチュピチュピチュビュビュビュビュ~ピョロロロロ~、延々さえずり続けているので、無念なり、起きてしまうのである。鳥のさえずりで目覚める朝は…結構いらっとする。

P1010636スズメくらいの大きさであろう、と想像してた。が意外に大きい。この体格ならあの声量も頷ける。写真撮ろうと近付いても逃げないよ。あなたは何て名前ですか? 何故そんなにうるさいのですか? 見る限りでは単独で、他に友達の姿はない。そうなると途端に可哀想になってしまう。

恐らくこのヒトの名は、ガビチョウ(画眉鳥)。原産地は中国南部から東南アジア北部で、中国では鳴き声を楽しむ鳥なんだって。道理でやかましいワケだわ。検索すると「ガビチョウ うるさい」なんて予測変換で上がって来る。ペットとして輸入された鳥が逃げ出してあちこちで野性化してるらしく、「日本の侵略的外来種ワースト100」に堂々ランクインしている。

ガビちゃんのお陰と云っては何だが、調べる途中で「ソングポスト」なんて言葉を知った。小鳥は、さえずるための場所がそれぞれ決まってるんだって。可愛いね。

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