降り積もるのは…

20091107121800011月7日の桜島。噴煙が上がっている。生きてるんだなぁ。九州では温泉って、あって当然で、特に有難味は感じていなかったが、どこにでも温泉がある環境って良いものだと最近しみじみ思う。例えば登山後、その地の温泉に浸かることが楽しみって人も多く、私自身はそういうことはないものの、たまに旅行して、その宿泊先が温泉じゃないと損した気分になる。温泉がたくさんあるってイコール活火山が多いってことなんだなぁ。バカみたいだけど今頃気づいた。

200911071218001しかし活きてるお山の周囲に暮らす人は大変だ。火山灰でどの家も屋根が同じ色になってしまっている。車もいたむだろうね。洗濯物も外には干せないね。

明日もどこかに行くのかな、県内全域に強風注意報が出てるので、判断は慎重にね。

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向き合う

家計簿は付けていない。付けた時期もあったが、算数に弱いせいか、いつも家計簿と実際の残高が合わず嫌になった。更に、自分の支出を見つめ直す作業は精神的に辛いもので、「残りこれだけで2週間過ごせと云うのか」、しかし責められるべきは自分。

クレジットカードの請求明細を見て、次月は引き締めようと決意し、思惑通り支払額が少なくなると今度は「先月我慢したから、」とドドンと使っちゃう、その繰り返し。同年代の働く女性の貯蓄額の、十分の一以下だろう、私は。笑ってしまうほど貯金はない。

出不精で家虫の私は、通信販売の利用が多い。腹を据え、来年は毎月の通信販売利用額を、うーん、決意が要るが、合計して見るか。

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楽しい会社

「アンディ、午後から帰るって。理由、何だと思う?」 金曜日、部長はもう怒りを通り越して呆れていて、自嘲的な笑みを浮かべている。

「今朝、アンディのお母さんが台所で朝食の支度をしようとして、」 まさか倒れた、とか? 「プル付き照明のヒモを引っ張ったら、」 か、感電? 「引っ張り過ぎてヒモが抜けて、点灯しなくなったから、『電器の修理をするので3時に帰ります』って云って来た」 ……。

何故、3時なんだろう。終業後では不都合なのだろうか。それに、そこまで正直に申告しなくても、適当に「用事があって、」とか云っときゃ良いのにさ。素直ってことなんだろうなぁ。アンディ、しかし昭和36年生まれ、結構イイ齢である。

「ナメてんだよなぁ」 いや、アンディの考えてることは誰にも判らないから。

「モミジさんって今週パーフェクト賞だね、部長」 皆勤ではない。1週間、まるまる欠勤してる女性がいるのである。「どいつもこいつも…。ロクな従業員がいない」とボヤいてたが、私は無責任にただただ面白いだけである。

週明けの今日、アンディが話してるのを盗み聞き。「釣り糸を結んで修理した」って、それなら早退する必要もなかったじゃん。しかも何だかこざっぱりしてて、散髪行ったようだ。

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日向岳②

犬連れ登山客はどこのお山にもいる。それについて、マナー違反だ、との意見も良く雑誌で見かける。確かに飼い犬の糞尿が、そこのお山の生態系に与える影響はゼロではない。ことに近年の登山人気、気象温暖化などを考えると、お山に踏み込むこと自体何らかのダメージを与えているのでは、とも思う。

P1020983_2それはそれとして、今までお山で出会った犬達は概してシツケの行き届いたお利口な子ばかりだ。嫌な思いをしたことは一度もない。今日もいました。ガサガサと音がするので緊張していたら、ひょっこり顔をのぞかせ、こっちに近づいて来たジャックラッセルテリア(だと思う)。大人しくて、後から登って来る飼い主さんととても仲良しに見えた。「あんなにお利口ならねぇ」と憧れの目で見るしんちゃん。ココロを連れて登りたい野望が彼にはある。一応呼べば来るけど、他の人に絶対吠えるよね~。無理じゃない?

P1030005ところが吠える犬もお山に来るのである。このパピヨンは年配のご夫婦が連れて歩いていた。小型犬特有の甲高い声でキャンキャン吠えられた。でも悪いのは私。撫でようとして手を出したから、それが嫌だったみたい。横に突っ立ってたしんちゃんには無反応だったから。本当は大人しいんだと思うよ。

犬連れ登山反対論者にはリードを外して歩かせてるのも許せないんだろうな。犬が苦手な人もいるしね。でも可愛がってる犬と、楽しさを共有したいその気持ちもよ~く判るのだ。 

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日向岳

P1020966紅葉シーズン。だけど登山版紅葉シーズンは終盤にさしかかっている。高いお山はもう遅いけど、低山ならばまだ楽しめる。そこで由布岳の隣にちょこんとある日向岳へ行ってみた。別府ICで下り、県道11号線をとことこと湯布院方面へ向かう。城島後楽園遊園地を通り過ぎる際、朝日がきれいな影絵を作り出していた。

P1020970心配したのは駐車場で、由布岳が人気のお山だけに常に一杯だと聞き、もし正面登山口前の駐車場が満車なら東登山口へ回る覚悟だった。午前7時頃に着いたが、良かった、まだ駐車スペースに余裕がありました。左が由布岳、右のずんぐりむっくりが今日目指す日向岳。

P1020976落葉樹林ばかりの山で、登山道はさくさく落ち葉を鳴らして歩く。曇りの予報だったが、朝は一つも雲がなく快晴。登りも殆どが緩やかだが、落ち葉で足元の状態が判らず、割に気を使った。それに加えて、前日私は立ちくらみが出始めたため、慌てて多めに食事を取り、今朝は200g増えていて、「肥るのなんて簡単簡単」と思いつつも用心し、ゆっくりめに歩いた。

P1030006このコースはお山の雑誌で紹介されていたのだけど、記事の通りで、写真撮ってばかりで少しも進まない。とにかく、どうにかして紅葉の美しさと青空のコントラストを収めたい、そればかり。のんびり登って、往復約3時間。その間、木々の美しさは途切れることがない。

P1020998帰り道、道を少々間違えてしまうが、そのお陰でムラサキシキブの鮮やかな実を見ることができました。道を見失ったのはごく僅かなロスで済み、すぐ本道に復帰。出会う人達から、「もう下りてるの、早いなぁ~」と感心される。でもさぁ、私達由布岳行って来たんじゃないんだよね、すぐそこのチビ太山なんだよね。正直に説明した方が…と小心者で正直者な私。「じゃー追いかけて説明してくれば」えーと、そこまでは正直じゃない。今度会った人にはちゃんと云う! でもその後勘違いして来る人には出会いませんでした。    

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福耳リスト

水谷豊を追加。

ヤワラちゃんこと谷亮子はイイ線行ってるのだが、惜しいかな今一つ耳たぶの反りが足りず。

足利事件の「被害者」、菅谷利和さんも文句なくリスト入り。

こうして見ると、福耳の持ち主イコール幸せな人生、では決してないが、暴風雨を乗り越えられる強い何かを持っている人ではあるのだろう。

佐伯チズ先生もなかなかである。

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文化の日のおさる機長

200911031037000日本丸が停泊していた。11月1日の日曜日には見学会などが催された。美しく帆を張った姿を撮影する予定だったらしいが、帆船って港内では帆は張れないんだって。そりゃそうか、考えてみれば洋上を航行するための帆なんだよね。それでも時間を決めて、停泊中でもボブーンと風にはらむ帆をお披露目することになってたんだけど、日曜日は生憎の天候でおさる機自体が飛んで行けなかった。3日に改めて撮影にでかけたが、やはり帆は張ることあたわず。うーん、さぞ美しかっただろうにね…、残念。

200911031425000同じく3日、先日訪れた夜神楽の会場を撮ってきてくれた。中央に神楽殿、それを見下ろすように緩い斜面に私達は座って見物した。行くのはいつも夜なので、周囲がどうなってるのか全然判らなかった。人家のない、山の中でありましたか。 

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四部作

「Xの悲劇」、犯人も判り、探偵が謎解きしているのに、なかなか読み終わらない。読み始めるとすぐに寝てしまうのでページが進まないのだ。内容のせいではなく、私の寝つきが異状なのであろう。超早。医師に睡眠導入剤を処方してもらってる人、結構周囲に多いが、私は「今日は夜更かしして読んじゃおう」と意気込んで布団に入るのに、速攻寝てしまう。需要と供給バランス、どうにか出来ないものだろうか。

「Xの悲劇」はレーン四部作、当然ながらエラリーは出て来ない。途中まで地味で退屈だったけど、デウィットが無実を云い渡された後の展開は俄然面白くなった。サム警部もレーンを信頼し始め、チームが揃って一安心。ミステリの期待を裏切らない意外な犯人。「X」とは…ラストにて鮮やかに解明。地味な前半もきちんと読んでおいてこそのラスト。

クイーンの代表傑作に必ず挙がる「Yの悲劇」は、ヴァン・ダインを意識して書かれたらしいが、執筆背景はさておいてもさすがに素晴らしい。退屈な場面などどこにもなく、有名過ぎる「楽器」と「鈍器」が念頭にあってもお話の面白さには全く関係ない。犯人を覚えていたので、レーンの苦悩描写を味わう余裕もあった。初読であれば、悩むのは後にして早く謎解きを!と焦れていたに違いない。

「Zの悲劇」は、それまでの「X」「Y」の章立てが場所・日時を明記し、まるで舞台芝居の台本の趣向だったのが、普通の目次になっている。語り手も前二作が「神の目線」だったのに対し、サム警部の娘ペーシェンスの一人称に変わった。それって最終作への準備なのかな。内容はイマイチ面白くないなと思いつつ読む。少女探偵ですか。監獄がお話の核になっているせいか、全体的に重苦しく暗い。しかし、レーンが犯人の条件を挙げ、徐々に消去法で絞って行くシーンはこっちも真剣になった。

四部作最終話「レーン最後の事件」では、語り手は再び神の目線。探し出せず新たに購入した本なので何となく新鮮。昔の文庫本って活字の押した跡がページ裏に浮き出てて、その手触りが好きだったんだけど、最近のはそんなことないんだな。解説にあったが、前の三作はこの最終章をより深く感動的に味わうための布石。いきなり本作に手を出さないように、と。本当だ。ラストの一文からいつまでも目が離せなかった。

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互角

製造チームから良く耳にする「人間関係」。大半が女性ばかりの職場なら、そりゃいろいろあるだろうよ…、が、見かけ以上に面倒臭いと最近知りました。

先月退職した女性が、離職票を受け取りにやって来た。体調不良を理由に退職した筈なのに、「次の職場で要るんです」とはどういうコト?と思うが、その辺はサラリと受け流しておく。その彼女、無関係になった解放感からか、在職中とはうって変わって雄弁に内輪話をして行った。

退職理由は表向きは体調不良だが、それはまるきりのデタラメではないにしろ、真の理由は、出ました「人間関係」。ミイラにイジメられていたと云う。イジメの原因がオトコ絡みだっつーんだから呆れた。イジメた側のミイラは50歳(バツイチ、独身)、イジメられてた彼女は22歳(ダンナ、子供有り)、渦中の男性は既に退職しているが39歳(独身)。その男性とフレンドリーに接してるというだけでミイラに目の敵にされていたらしい。

「朝、オハヨウゴザイマス、と彼に挨拶しただけでその日一日中、チクチクいやみを云われてました。勿論、そんな深い関係とかじゃないのに」

トイレなんかで出くわすと、「上から下まで眺めまわして」アンタ体重何キロ?って訊ねてくる。お昼もお弁当の内容にケチつけてたりしたそうだ。イジメの中身はこうして書くのも面倒なほど幼稚で、第三者としては「無視出来る範囲なのでは?」と思えるが、当人にすればそれが日々のことで、本当に耐え難かったのかも知れないな。

ミイラは以前私に、「アタシ、もう50(歳)よォ~」と云って来たことがあり、云われた私は驚いた。「外見もそう見えるけど…」と口に出すのはかろうじて我慢。実年齢より若く見える、と自分で思い込んでて、その事実に驚いたのである。そんなんだから、10歳下の男を、自分の年齢の半分にも満たない女とマジ張り合うんだな。外見も内面も、己を知れ、と云ってやりたいが、関わりたくない。確実に自分より弱そうな人しか攻撃しない小心者、と云うのが私のミイラ観。

しかし、イジメられてた、という彼女も「可愛いから女性には疎まれちゃうんですよね」と自負しているフシが見受けられるし、なんか似た者同士で好い勝負じゃん、てのが正直な気持ち。

色男は、というと、男のくせに(なんて云ってはイケナイんだけど)「今日、生理中?」と思うぐらいの気分屋で、噂話が大好き。接触は最小限に留めておきたいようなイヤな奴だった。そんな低レベルな三角関係(交渉があったかどうか知らないし、知りたくもないが)、生臭くて嫌だなぁ~。ミイラとこの男、1、2回はナニかあったな、絶対。憶測だが、男は著しく泥酔していたに違いない。

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アミュレット

5月に家族で出かけたお寺で、私はお念殊ブレスを買った。お守りとしていつも身に着けていたのだが、腰痛で整形外科を受診した際に失くした。時も場所も思い当たるのだが、病院へ問い合わせることもせず、あえて回収しなかった。こじつけかも知れないが、何だかそのブレスを着け始めた時期と、パッとしないことばっかだなって感じ始めた時期が一致してたから。たまたまかも知れない。思い込みかも知れない。でも失くして、心のどこかで「コレ幸い」と思ったのは確か。

「それは追わなくて良かったかも。良くない何かをもたらしたのかも知れないし、もしかすると逆に、ぷりちゃんにとって悪いモノを持ち去って行ったのかも知れないから」 としょこちゃんは云った。

お念殊ブレスが私の近辺から去った後も、何か拠り所が欲しくて、パワーストーンブレスを購入した。悪いモノを寄せ付けないスモーキィクォーツ、イライラを鎮めると云う名前を忘れた薄いグリーンの石。スモーキィクォーツが2000円、イライラ防止の石は600円、その程度。加えて、振込で立ち寄ったコンビニでも500円で似たような薄いグリーンを買う。余程疲れ切っていたんだと今になると思う。お念殊ブレスが消えたせいか、新しく買った石の恩恵か判らないけど、今は格段に気分的に楽だ。

「値段は無関係だよ。遥か昔から存在してて、今だにこうして輝きを放っている石に、パワーがないわけがないもん。ヒトとモノの時間感覚は違うよね。ヒトが感じる1年と石の1年は同じではない。けど、進む方向は一緒で、亡びに向かうベクトルの中で、それぞれが違う時間で生きてるんだよ。そこで出会ったモノは必ずぷりちゃんに何かしら意味がある筈」

正直、モノにすがるなんて精神的にブレている、とあまり好い印象ではなかった。お祓いや占い、そこまで深刻じゃない、と思いつつも、かといって丸裸でいるのは不安。それで安易に飛びついただけで、「出会うべくして出会ったのだ」と大上段に構える気も毛頭ない。でも頼っても悪いことじゃないんだな。

600円の石は一時見えなくなってた。ズボラなせいで、またどこかに置きっ放しにしたのだろう、探しても探しても見当たらなかったのがある日サラリと出て来た。現象に必要以上の意味を持たせたくないけど、私に要るべきモノだったのか、と思ってしまう。

「一応、浄化させといたら? クリスタルに乗せておくか、お線香の煙にあてるか、後は月の光を浴びせさせると良いんだよ」 今夜は満月。

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