凹む日記
少しみじめで沈んだ気分で過ごした日があった。いわゆる「対人関係」である。
時間が経って気も楽になり、あれこれエクスキューズも思い付く。だけどそうして、自分を正当化しては駄目で、悪いところは悪い、と自省せねば、と思った時、先日購入した「暮らしのヒント集」に救われる。
『不思議なもので、いやなことは度重なって起こるものです。(中略)しかしこんなときこそ冷静にならなければいけません。自分を被害者にせず、原因はすべて自分のなかにあると考えて乗り越えましょう。
その人が乗り越えられない試練はその人には起らないという言葉を信じましょう。(中略)いやなことから逃げずに、一つひとつあめ玉を溶かすように理解することが大切です。
いやなことは、よいことが起きるための貯金と思うと、気持ちが楽になります。そのぶん、これからの自分によいことがたくさん起きると信じましょう』
『つらいことが起きたときは、無理してがんばらないことです。誰にでもつらいことは起きますし、それによって元気を失うことは、ひとつも悪いことではありません。あなたが正常な人間である証拠です』
決してメンタル本ではなくて、他には『なべの底をきれいに磨きましょう。たまに磨かないと、ますます黒くなるいっぽうです』『廊下の隅に、なんとなくモノが積み上げられていませんか。きちんと片づけて、代わりに一輪挿しを飾ってみましょう』といった、生活の重箱の隅、みたいなことが載ってる本である。時折、こうした「気の持ち方」で励ましてくれる文が混じっている。やさしい言葉をむさぼるように読んだ。ホントに些細なことだったけど、打たれ強くない弱っちい私は、ずっとションボリした気分で過ごし、家族に話すにはまだもう少し時間が要るな、と云う状態で、本を開いたのだった。
私に乗り越えられない試練は私には起らない、んだね。たまたま一人の時間があったので良かった。無理に楽しげに振る舞う必要がなくて。
その翌日は会社へ行くのが嫌だったな。だけどどうも私の気の回し過ぎだった。それから約1週間経つ。その間、雷ちゃんが死んで、今度はそっちの方が重要になる。対人関係は結局私の思い過ごしと云うか、ちょっと過敏になり過ぎただけのようで、そこへ持って来て雷ちゃんの一件だから、「好きにしろ」状態で構ってらんない感じになった。人の心って勝手で、そんで自由だなぁ。
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